こんにちは、たかのです。
お見合いを繰り返しているものの、誰に会ってもピンとこない、という言葉 を聞くことがあります。
先日カフェでお茶していたら、こんなことがありました。
ある女子がテーブルに漫画を数冊積んで読んでいたんです。すると1人でやってきた男子がその隣のテーブルを荷物でキープし、カウンターにコーヒーを買いに。
どうやらその男子のテーブルが、少し汚れていたようなのですね。隣のテーブルの女子は、サササーッと濡れた布巾をどこからか持ってきて、テーブルを拭いたのです。
コーヒーを買って戻ってきた男子は、何かの勉強をするつもりだったようで、参考書をテーブルで開こうとしたところ、「おや?テーブルが濡れているな」というそぶりをしました。もちろん声には出していませんが、何となくそういうそぶりをみせたのです。
そうしたら隣の女子、「あ、汚れていたから拭いたので、まだ濡れているかも…」と声をかけました。と、男子は女子の読んでいるマンガに目をとめ、「○○(マンガのタイトル)好きなんですか?」とたずねたのです。その女子は、「えっ!知ってるんですか?読んだことあります?私、大好きなんです」と目をキラキラ。その後、話が盛り上がること、盛り上がること。その漫画を描いている作家さんの別の作品の批評だったりとか、自分はどんなシーンでどんな風に感動したのかとか、どのキャラクターが好きだとか、延々2時間くらいやっていました。
その横のテーブルで本を読んでいた私は、流石に家に帰りたい時間にもなってきましたが、この2人の顛末を見届けないことには帰れない…。果たしてこの2人は連絡先の交換をするのか、しないのか、するとしたらどのようにそれが行われるのか…。私の関心はその一点に集中。なので、私も粘りました、延々。1人で。本を読んでいるふりをしつつも、中身は全く頭に入ってこず、耳はダンボの状態です(笑)。この2人の会話の始まりから終わりまでを見届けていますから、多分私は3時間半くらいいたと思います。
もちろん最後はLINEの交換、してました。普通に、女子のほうから、「LINEとかやってます?交換しません?」とね。ふつう過ぎてちょっと拍子抜けもしましたが、出会いの顛末としては、期待どおりの結果に大満足です(^^)
この2人が初対面でここまで意気投合できたのは、やはり好きなものを持っていたからだと思うんです。
ピンとくる出会いを引き寄せたいと思ったら、ぜひ、とっても好きなことを何かひとつ。女子力の高いファッションや、素敵なレストランへのエスコート力以上に、かけがえのない唯一の出会いを引き寄せるために一役買ってくれるかもしれません。
Bridalチューリプのオフィスは、早くもクリスマスの雰囲気です。