こんにちは いとうです。
結婚相談所での活動においては交際期間に制限があり、3ヶ月〜半年で結論を出さばければいけませんが、 交際が長引いてしまうケースは珍しくありません。
「真剣交際に進むべきか、成婚を決断できるか」この見極めができないまま時間だけが過ぎてしまうと、 結果的にご縁を逃してしまったり双方時間だけ無駄にしてしまいます。
そこで今回は交際が長引いてしまうケースの特徴と見極めポイントをまとめました。
交際が長引いてしまうケースの特徴
1、明確な将来の話が出ない :デートは楽しく、お互いの印象も悪くないけれど、結婚後の住まいや家計の考え方、子どもについてなど、具体的な将来像の話に踏み込めていない。
《アドバイス》「いつか話せばいい」と後回しにせず、2〜3回目のデートから小さな将来イメージの確認をしましょう。(休日の過ごし方や、家事の分担イメージなど、軽いテーマから始める)結婚観にズレがある場合、早めに分かった方がお互いにプラスです。
2、気持ちの確認があいまい :「嫌ではないけど、まだ好きかどうか分からない」といった状態が長く続いてしまい、相手に対する気持ちを言葉にせず、雰囲気で交際を継続している。
《アドバイス》 「好き」という感情は急に芽生えることは少なく、大切なのは「この人と一緒にいると安心できるか」「違和感がないか」などを感じ取ることが重要で、相手からの好意を言葉や態度で受け取れているかも見極めポイントです。 “ときめき” を求めてしまうようなら、相談所での出会いは「安心感」や「信頼感」が軸であることの再認識が大切です。
3、決断を先延ばしにしている :「もう少し考えたい」「まだ迷っている」「もう少し様子を見たい」と毎回結論を出さずに、具体的な次のステップに進めない。
《アドバイス》 改めて相談所での交際には “時間制限” があることを意識して、自分と相手の人生を大切に考え、 決断できない理由が「もっと良い人がいるかも」なら要注意です。 “婚活迷走” に陥ってしまいます。 カウンセラーと「決めきれない理由」を言葉にして整理してみるのも良いでしょう。
4、条件ばかりが気になる :「もっと理想に近い人がいるかも」「年収はいいけど、見た目が…」「価値観は合うけど、住まいが遠い…」など、気持ちよりも条件を比較し続けてしまい決断できない。
《アドバイス》条件は “結婚生活を続けるための目安” であって、 “幸せを保証するもの” ではなく、結婚生活で本当に大切なのは「お互いを尊重できるか」「安心できる相手か」という感情の気持ち問題だと思います。 条件チェックで迷ったら、「その条件は結婚生活で大きな支障になるか?」を考えてください。
見極めのポイント
◎ タイムラインを意識する : 相談所での交際は「3か月〜半年」で結論を出すのが基本。 それ以上かかる場合は「なぜ結論が出ないのか」を一度立ち止まって考える必要があります。タイムラインを明確に手帳やカレンダーに記載して可視化してみる。
◎将来の話が出ているか: 「もし結婚したら…」など仮定の話を自然に取り入れられているか確認する。住む場所、働き方、家族観など、結婚に直結する話題が自然に出ているか? 話し合いを避けていないか? 現状を認識する。
◎相手からの歩み寄り:会うペースや連絡頻度に好意を感じるか? 気持ちを確かめ合う言葉があるか?
◎ 自分の気持ちが「安心」に向かっているか: 一緒にいてホッとできるか? 無理や我慢が続いていないか? 安心感を大事に “ドキドキ” よりも “居心地の良さ” を基準にする。
◎カウンセラーに相談 :自分一人で考えると堂々巡りになってしまいますので、第三者に言語化してもらうと判断が早まります。
こうして一つひとつ整理をすると、交際が長引いてしまう背景には「気持ちが固まらない」「条件で悩んでいる」「将来の話を避けている」といった理由があり、「どの段階で立ち止まっているのか」が分かってくると思います。
結婚相談所での出会いは “結婚を前提” にしているからこそ、時間を意識した見極めが大切です。
「結婚を見据えた具体的な話ができているか」「安心や信頼を感じられているか」この2つを軸に判断してみてください。